加害者変容プログラム
GADHA Program
Caution
被害者の方向けの注意事項
注意事項をページ最上部でアナウンスする理由
大前提:加害者の変容を支援する義務も責任も被害者にはない
「GADHAの考え方だと、あなたも加害的だ(から、変われ)」と言われる場合
「どんな関係も終了していいと言われたから、もう別れる」と言われる場合
「GADHA/プログラムに参加したから、その変化を見て欲しい(そして許して欲しい)」と言われる場合
Transition Program
現在は入門編のみ開講中、実践編はトライアルを実施中。
理論編は2023年に開講予定です。
Goal & Object
プログラムのゴールと学習目標
ゴール
GADHA加害者変容プログラムは「自他共に、持続的に、ケアできる関係を、構築できる人になること」をゴールとしています。
※「パートナーとの関係を取り戻す」はプログラムのゴールにはなりません。それは異なる他者の意思決定が関わる問題だからです。プログラムでできることはあくまで自分の変容です。
学習目標
上記のゴールは達成度が分かりづらいため、学習目標は別途設定しています。それは「加害者が知りたい3つの問いに自分なりの答えを持ち、変容の道を踏み出すこと」です。
1.規範:変わるといっても、具体的に何をどう変えたらいいの?
2.変容:変わるといっても、具体的にどうしたらいいの?
3.幸福:大変な思いをしてまで、変わることの意義があるの?こちらの詳細はGADHA加害者変容理論も併せてご覧ください。
レクチャー&ホームワーク
プログラムでは上記の学習目標を達成するために、レクチャーを学んでディスカッションを、ホームワークに取り組んでケーススタディを行います。
レクチャーは以下の6つのトピックについて扱います。
1.規範:私たちは何を変える必要があるのか
2.変容:私たちはどうやって変わるのか
3.幸福:変わることでどんな良いことがあるのか
4.言動:加害/ケアの言動とはなんなのか
5.信念:加害/ケアを生み出す価値観とは何か
6.構造:私たちが加害者になった理由とこれから
ホームワークは以下の3つについて行います。
1.他者:被害者の方から見える世界を理解する
2.改善:加害を振り返り、ケアに書き換える
3.弁別:養育環境の愛情と加害を分けて理解する
Schedule
開催予定と空席
参加希望者が3名以上集まった時点で具体的に日程調整を開始します募集アナウンスはGADHA Slack内部で行っています4回3セット=全12回
本来は全12回ですが、入門・実践・理論と3つのセットに分けることで、以下のメリットがあります。
1.一度に12回分払わないので、価値がないと感じた時に止めやすい
2.4回で一旦区切るため、日程の調整がつきやすい
3.連続で受ければ半年で受講完了できる
(現在は入門編のみ実施。実践編は2022年開始予定。理論編は未定)
日程調整の柔軟性
現在は参加希望者が3名以上集まったタイミングで日程調整を行うため、固定の日程にはなっておりません。原則隔週ですが、変動があります。
毎月中旬ごろに、翌月開始分の募集アナウンスを行います。アナウンスや日程調整は全てGADHA Slack内(参加無料)で行いますので、希望者はぜひSlackにご参加ください。
完全オンラインで全国から参加可能
GADHAの活動は全てオンラインで行なっており、プログラムも同様です。それによって、居住地を問わず全国から参加者の方々がいらっしゃいます。
必要なのは無料のオンライン会議ツールZoomだけです。
Time Table
当日の流れ
1チェックイン
プログラム当日、そしてその瞬間に「頭、心、体」それぞれが感じていることの共有から開始します。
2ケーススタディ
それぞれが取り組んできたホームワークを発表し、それを題材に具体的な学びに取り組みます。
3レクチャー
事前にレクチャー動画を見てきた上で、その内容についてディスカッションして理解を深めます。
4チェックアウト
次回のホームワークを確認し、チェックインと同様に「頭、心、体」の状態を共有して終了します。
- Report実際のプログラムの内容を確認いただけます2021年8月24日2021年7月31日2021年7月25日2021年7月18日2021年7月13日
Feature
プログラムの特徴
特徴1.能動的な学び
このプログラムは、ホームワーク、ケーススタディ、レクチャーを組み合わせ、「単に座っていれば時間が過ぎる」ようなものではなく、能動的な学びの場を目指しています。
もともとレクチャーは当日行っていましたが、現在は録画を事前に見てきてもらうことで、集まる時間をより濃厚な学びの場になるよう設計しています。
特にホームワークは「非常に負荷が強くしんどいが、大事な気づきが得られる」と多くの参加者から評価いただいています。
特徴2.少人数のチーム
GADHA唯一の有償プログラムのため、全員非常に強い意欲を持って参加しています。また、オンラインでのチャット(slack)グループもあるので、リアルタイムで相談やわからないことの確認なども可能になっています。
加害者変容は非常に苦しく心理的負担も大きいプロセスです。当事者会など他の活動は「継続的に同じ人間と少数で深める」活動ではないため、このプログラムの同窓生はある種の支え合い、ピアネットワークが最も形成されやすくなっていて、一種のチーム・仲間としての感覚を得られます。
特徴3.非常に高い評価
「本プログラム全体を、自分と似た加害者に対してどのくらいおすすめできますか? 」という10点満点の質問に対する回答の平均は「9.6」点です。
プログラムはアンケートによる作業同盟尺度(※)でも評価しており、ゴールの合意が「9.4」点、方法の確信が「9.4」点、信頼関係は「8.8」点でした。
Statistics
参加者による量的評価
10点満点の回答平均、有効回答率100%、()内は標準偏差9.6点 (0.8)
自分と似た人におすすめできるか?
9.0点 (0.9)
何をどう変えたら良いかわかったか?
9.1点 (1.3)
どうすれば変われるかわかったか?
9.4点 (0.9)
変わることと幸福の関係がわかったか?
9.1点 (1.3)
新しい気づきはあったか?
9.2点(1.2)
変われるかもしれないと感じたか?
9.0点 (1.4)
本音を話せる仲間と出会えたか?
9.3点 (1.0)
加害=相手の被害を理解したか?
9.0点 (1.2)
どう償えば良いか理解したか?
9.7点 (0.6)
自分が加害する理由がわかったか?
9.5点 (0.7)
再発防止の方法がわかったか?
8.8点 (1.4)
似た知り合いに知識を伝えられるか?
9.5点 (0.04)
ゴールは明確に共有されていたか?
9.5点 (0.3)
加害者変容理論は有効と感じたか?
8.9点 (0.15)
提供者と信頼関係を持てたか?
変更点
プログラムの目的は関係改善のためではなく、ミスリーディングであると判断したため、「実際の関係に改善は見られたか?」というアンケート項目を削除しました。(2022.05.20更新)。
Voice
参加者による質的評価
実際の回答を抜粋自分と似た加害者に対しておすすめできる理由1
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由2
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由3
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由4
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由5
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由6
プログラム終了後の感想1
プログラム終了後の感想2
プログラム終了後の感想3
プログラム終了後の感想4
プログラム終了後の感想5
FAQ
よくある質問と回答
参加するのにいくら掛かりますか?
修了するのにどのくらいの期間が掛かりますか?
どんな人が参加していますか?
受講者にカウンセリングや心理療法的なケアは行われるのでしょうか?
Warning
注意事項
プログラムの参加は、ポジティブな影響を及ぼすとは限りません。
自分の加害性と向き合い、それを認め、変容するには多大なストレスがかかります。
そのため「おれは大変な思いでプログラムに参加しているんだ、感謝しろ」「自分が頑張っていることをわかって欲しい、なんでわかってくれないんだ」と被害者を攻撃したり、プログラムが近くなるとイライラして加害行動を起こしてしまうといったケースがあり得ます。
プログラムに参加するのはあくまで加害行動を減らすこと、自他共に持続可能な形でケアができる関係を作ることが目的であり、逆効果になるリスクを感じた場合は一度中断することをお勧めします。
また、そのような判断が可能なように、参加費用の支払いは初回プログラム完了後、2回目参加までとなっています。
GADHA以外にもたくさんあります。相性の良いプログラムを探してみましょう。
GADHAの他にも、加害者向けのさまざまなプログラムが存在しています。ぜひ他の組織・プログラムも見てみてください。日本で長く活動されている組織・活動をいくつか紹介します。
他にもさまざまありますので「DV プログラム」などで検索してみてください。
GADHAは心理学ではなく哲学をベースにしている点、代表も当事者である点、治療関係でないからこその活発なオンラインコミュニティなどが特徴です。
Learning Journey
GADHAの学び方
1加害者と指摘されたすべての人に読んでほしいページをまずは読んでみてください。
3より深く学ぶために無料のオンラインコミュニティやイベントに参加しましょう。
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取材関係の問い合わせなど
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