
加害者変容プログラム
GADHA Program
Caution
被害者の方向けの注意事項
注意事項をページ最上部でアナウンスする理由
GADHAのプログラムの中でも周知徹底を心がけてまいりますが、ときにGADHAの活動やプログラムに参加する/したことを「悪用」して被害者を追い詰める方がいます。そのような「悪用」を無効化するため、プログラムページの最上部にてアナウンスいたします。
「悪用」の具体例を以下に示すとともに、それがなぜどのような意味で悪用なのかをお伝えいたします。加害者のみなさんも、悪意なく「悪用」しないようにぜひご確認ください。
また、GADHAの考えに違和感を覚えた方や、「本当にGADHAはそんなこと言ってるの?」という経験をされた方は、ぜひこちらのフォームよりその内容をお伝えください。適宜、応答させていただきます。
大前提:加害者の変容を支援する義務も責任も被害者にはない
被害者の方には加害者変容を支援する義務も責任もないとGADHAは考えます。加害者は「こんなに頑張っているのにどうしてわかってくれないんだ」とあなたの罪悪感を煽ってくる可能性があります。しかし、それは相手を変えて、コントロールしようとするコミュニケーションであり、加害です。
GADHAは、加害者変容は、被害者のためであるとは考えません。それは嘘だからです。人は、誰かのために生きてはいけないと思います。それは、自分を他者の道具にすることだからです。
GADHAでは加害を「ケアの欠如」と定義します。自分を他者のための道具にすることは、自分へのケアの欠如になります。これもまた、一つの加害なのです。加害者変容のためには、自分自身への加害も止める必要があります。
加害者は、加害者自身の幸福のために、変容を目指します。その幸福とは「自他共に、持続可能な形で、美徳を発揮して、ケアしあえる関係」を生きることです。これは決して、自分だけの幸福を考えていては成り立ちません。
(恋愛関係以外を含む)一緒に生きていきたい人と、一緒に生きていけるような関係を築いていくことを幸福だと考えます。GADHAにとって加害者変容とは、幸福になることに他なりません。
自分が幸福になるためにやっているのに「自分はこんなに頑張ってるんだ…どうしてわかってくれないんだ」というコミュニケーションは、筋が通らないのです。それは自己憐憫と罪悪感によるコントロールという点でも、相手の感じ方や考え方や言動をコントロールしようとしている点においても、加害的です。
被害者には、どうかご自身の幸福を第一にお考えいただけたらと思います。もしも加害者の変容を支援・応援したいという場合でも、被害者の方をケアしたりサポートするネットワークやコミュニティやサービスにアクセスすることを推奨いたします。
どうか一人で孤立した状態になることなく、自分自身を大切にできる状況を最優先にされてください。以下に、いくつかの関連する情報を提供いたします。
無料でモラハラやDVの相談ができる公的機関や相談機関一覧(by離婚弁護士相談ナビ)
配偶者からの暴力全般に関する相談窓口(by内閣府男女共同参画局)
パートナーや恋人からの暴力に悩んでいませんか。一人で悩まずお近くの相談窓口に相談を。(by政府広報オンライン)
変わりたいと願う加害者の方へ
加害者変容のプロセスは大変なので、誰かに愚痴をこぼしたり、弱音を吐きたくなるのは自然なことです。私たちはそれを否定することを決してしません。
「変わりたいと願う加害者」同士で「わかるわかる」「自分もそう思う時があるよ」と分かち合いながら、それでも「よし、ケアを始めていこう」とまた変容へと向かえるような場で共有することが重要であり、そのためにGADHAがあります。
被害者の方に「自分の苦しみをわかって欲しい」と思う気持ちが湧いてくることを間違っているとかおかしいといって責めたいのではありません。その気持ちは自然なことだけれど、被害者を追い詰めることになります。
加害者変容とは「ケアする主体として生きること」です。ですから、被害者をケアするために、自己憐憫と罪悪感によるコントロールを手放しましょう。そして自分自身をケアするために、GADHAで愚痴や弱音をこぼしましょう。一緒に、なんとかかんとかやっていきましょう。
GADHAに参加するメンバーから「GADHAがこう言ってる」というような形で、被害者に何かを要求したり、加害が継続するケースがあります。少しでも違和感がある場合にはこちらのフォームよりその内容をお伝えください。GADHA内での周知徹底ならびにサイトでのアナウンスを行います(ただし、情報をいただいた直後に周知徹底すると、加害者がそれに気づき、ますます被害者を攻撃する可能性があるため、多少時間を置く可能性がございます。胃承知おきください)。
「GADHAの考え方だと、あなたも加害的だ(から、変われ)」と言われる場合
加害者は、GADHAの理論を学んでいるうちに、自分自身の加害性はもちろん、これまで生きてきた人間関係や、社会的な文化、例えばテレビ番組のバラエティなどにも加害性を見出すことが非常に多いです。これまで気にしていなったことがどんどん気になるのです。親との関係性における、親の加害性に気づくということもよくあります。
その中で、パートナーにも加害性を見出す加害者がたくさんいます。実際のところ、どんな人も完璧ではないので、被害者が加害をすることもあるでしょう。加害とは究極的にはケアの欠如であり、ニーズの読み違えですから、人を一切傷つけないようにすることはそもそも不可能です。
しかし、問題は「何のためにそれを伝えるのか」というところにあります。よく「喧嘩はお互い様だ」「どっちもどっち」という言葉があります。これはどんな時に使う言葉でしょうか。それは「私にも悪いところはあるが、あなたにも悪いところはあるので、直さない」という時に使う言葉です。
誰にも間違うことや失敗することがあるはずです。両方が間違うこともあるかもしれません。しかし、ではそんなときにできることはなんでしょうか。それは「自らの間違いを認め、学び、変わること」です。自分からケアを始めていくことこそが肝要なのです。ですから、被害者が加害をするケースがあったとしても、加害者ができることは加害をやめてケアを始めることなのです。
また、被害者が「反撃」的に、加害者を攻撃する場面はよくあります。元々はケアをすることができていた人が、加害者にケアを搾取されていくうちに、ケアをするエネルギーが枯れてしまうケースです。このような場合、加害者が被害者に「あなたにも加害的なところがある」と伝えることは、自分がやってきたことを棚上げし、被害者の責任に帰するという点で加害的です。
被害者の方の中には「本当はこんなふうに話したくないし、できるなら許して、また仲良く暮らしたい。それでもやっぱり不安や恐怖もあるし、怒りもある。フラッシュバックも起きる。だから、相手が変わったとしても、そんなに簡単に仲良くはできない。優しくしたいけど、できない、したくない」と葛藤し、悩む方もたくさんいます。
また、加害者変容が進むと、被害者が「ようやくこれまでの痛みや辛さをわかってくれる」と感じて、これまでのケースを振り返ることがあります。加害者からすると「変わり始めたのに色々蒸し返されて辛い…」という状況になります。
これも加害者のやってきた加害を考えれば当然のことであり、むしろ「言ってくれるだけありがたい」ということも少なくありません。完全に関係を終了されるよりも、ニーズを明確に伝えてもらうことで、ケアに繋げることもできる重要な機会だからです。このことを知らないと、この状況を「自分の方こそ傷つけられている、被害者だ」と思ってしまうことさえあります。
さらに、仮に被害者に加害的なところがあったとして、では「変わりたいと願う加害者」にできることはなんでしょうか。「間違っているから変われ」と伝えることで、被害者は本当に変われるのでしょうか。自分自身も加害者に傷つけられたと感じている人が、一体どんな時に間違いを認めて変わりたいと思うでしょうか。
それは「自分を変えてでも、この人(加害者)と生きていきたい」という信頼なしにはありえないでしょう。一緒に生きていきたいから、幸福に生きていきたいから変わるのであって、そうでなければ変わる動機などないことを、「変わりたい」と願う加害者こそが最もよくわかっているはずです。
加害者が、被害者にとって、「一緒に生きていきたい」と思える人になることこそが、変化の動機付けとして最も大きなものになるでしょう。それなしに相手に伝えても、ほとんど効果はなく、むしろ信頼を失うことになるはずです。
ですから、加害者が、相手に変わって欲しい部分があるとしても、それは「自分の加害を認めて、学び変わり、ケアすること」には優先されないですし、「そもそも自分が傷つけて相手を変えてしまった可能性があること」を十分に意識しないといけないですし、「関係修復のプロセスとして、ニーズを伝えてくれている」と考えてむしろケアの機会だと考えることも必要ですし、「それらを通して信頼関係が回復してから伝えないと、関係の終了が早まる」というリスクを認識しておく必要があるでしょう。
それに加えて、相手に伝える時に「責める」言い方をしている限りは、加害者変容としては不十分です。相手に「自分のニーズを適切に伝える」こと、ケアを依頼することも、加害者変容の重要なポイントだからです。適切に伝える能力を身につけることで、暴力的に人を支配したり、傷つけていうことを聞かせるという加害を手放すことができます。
しかし、仮に「適切なケアの依頼」の言動であったとしても、それをするべきかどうかは、状況によっては判断が難しいはずです。いくら言動が丁寧であったとしても、自分が散々傷つけた人が、自分に対してケアをしてこないときに、相手に変化を要求することが加害的であることは十分あり得るからです。
ただし、ひとつだけ重要なポイントがあります。それは「加害者にも、関係を終了する権利はある」という点です。これは次の項目にて詳述します。
GADHAに参加するメンバーから「GADHAがこう言ってる」というような形で、被害者に何かを要求したり、加害が継続するケースがあります。少しでも違和感がある場合にはこちらのフォームよりその内容をお伝えください。GADHA内での周知徹底ならびにサイトでのアナウンスを行います(ただし、情報をいただいた直後に周知徹底すると、加害者がそれに気づき、ますます被害者を攻撃する可能性があるため、多少時間を置く可能性がございます。胃承知おきください)。
「どんな関係も終了していいと言われたから、もう別れる」と言われる場合
GADHAでは、「どんな関係も終了していい」「加害者であったとしても、関係の終了を選ぶことはできる」ということを強調しています。これは、「被害者が別れを選ぶのであれば、それを止めることは誰にもできない」ということと裏表の関係にあります。
もしも「被害者は関係を終了してもいいけど、加害者からは関係を終了してはならない」とした場合、GADHAの理論全体に矛盾が発生し、説得力がなくなります。
GADHAは「関係を作る義務は誰にもない。両者が一緒に生きていきたいと願う限りにおいて、お互いのニーズを知ろうとし、ケアしようとし、間違っていたら学び直すことが大事なのであって、そうでない関係を維持することは誰にもできない」と考えるからです。
誰のためでもなく、世間体のためでもなく、自分自身が、一緒に生きていきたいと願う人のために、学び変わっていくことが加害者変容です(今後出会う人とはそういう関係を築きたいから行うことも含みます)。
「被害者のため」という言葉は、GADHAでは使いません。繰り返しになりますが、それは嘘なのです。加害者は、加害者自身の幸福のために生きていいと思います。もちろん、被害者の方も同様です。あらゆる人が、自分自身の幸福のために生きていい。
だからこそ「被害者の方が関係を終了したいと願うのであれば、それは止めようがない」という言葉に意味が出てきます。誰も、誰かを、自分の幸福のための道具にすることはできない。一緒に生きていきたいと願う範囲で、できることを、できる範囲でそれぞれが取り組むのです。
ただし、その幸福は「自他ともに、持続可能な形で、美徳を発揮して、ケアをしあえる関係」にあるので、結果的に他者の幸福を必ず内包するものになります。
このような背景から、GADHAでは「加害者が関係を終了することを選ぶこともできる」と伝えています。関係が悪化し、もう自他ともにケアしあえる関係が到底望めない状態になったなら、関係を終了することはできます。
この考えを曲解し「GADHAで加害者も関係を終了していいと言われた。別れるし、慰謝料や養育費なども払わない」と被害者の方に伝えた人がいました。これは、明らかに誤解です。関係を終了していいことと、法的・倫理的なさまざまな責任を果たさなくていいということは、全く別のことだからです。
このようにGADHAの考えを捻じ曲げて伝える人がいなくなるように、またそれを受けて傷つく被害者の方が少なくなるように、これをはっきりと示します。
GADHAに参加するメンバーから「GADHAがこう言ってる」というような形で、被害者に何かを要求したり、加害が継続するケースがあります。少しでも違和感がある場合にはこちらのフォームよりその内容をお伝えください。GADHA内での周知徹底ならびにサイトでのアナウンスを行います(ただし、情報をいただいた直後に周知徹底すると、加害者がそれに気づき、ますます被害者を攻撃する可能性があるため、多少時間を置く可能性がございます。胃承知おきください)。
「GADHA/プログラムに参加したから、その変化を見て欲しい(そして許して欲しい)」と言われる場合
GADHAに参加する多くの方は、パートナーとの関係の危機を迎えています。そのため、参加の動機として「関係の修復」が中心的です。プログラムなどでは「あくまで加害者変容自体が目的であり、関係修復は目的にならない。なぜなら、それは他者の言動に関わることであり、コントロールできないからである」と伝えてはいるものの、やはり本人としてその動機が全くないと言えばその方が信じがたいと言えるでしょう。
ですから、GADHAの参加者が被害者の方に「自分の変容を見て欲しい、変化したからそれを知って欲しい」と思う気持ちは自然なことであり、それ自体が間違っているとか、おかしいということでは決してありません。
そのため、加害者の方に「被害者の方には一切連絡してはならない」ということを伝えてはいませんし、なにより、そんなことを強制する、他者をコントロールするようなことをGADHAがすることはできないし、すべきでもないし、していません。
だからこそ、ここではっきりと述べる必要があります。それは被害者の方には、その変化を見る責任も義務もなく、仮にどんなにプログラムを真剣に受けても、実際に変容していたとしても、それを許して関係を戻す義務も責任も決してないということです。
「変わりたい」と願う加害者の中には、苦難を抱えながら、多くの場合、親子関係や養育環境の加害と被害の関係を理解しながら、自分のトラウマや痛みを認めながら、変わっていく人もたくさんいます。その努力や苦しみは大変なものであり、もしも叶うなら報われて欲しいと思う気持ちはあります。
しかしそれでも、加害者が被害者を深く傷つけてきた事実は決して無くなりません。その被害者が加害者と関係を「持つべきだ」などとは決して言えません。加害者がどれほど努力しても、仮に加害者変容が明確に進んだとしても、それでもなお、被害者はそれを認める必要も、認めるためにコミュニケーションを取る必要も、責任も義務も一切ありません。
「変化を見て欲しい」と加害者が思うことは自然なことですが、被害者からすればそのような依頼自体にうんざりするかもしれません。また、信じてみようとして結果的に変容していない姿を見ることも傷つき、裏切られたような気持ちになるかもしれません。
「変化を見て欲しい」と依頼される時、被害者からすれば「確認した上で、変化ができていない場合には、傷つくことを持ってして、変化していないことを確認するということになる」恐れがあります。
「変化を見て欲しい」という依頼には「もしも変わっていなかったら、あなたが傷つくことになるかもしれないが、それでも自分のために、自分の変化を見て欲しい」という、相手に一方的にリスクを背負わせる意味内容が含まれていることを、加害者は自覚する必要があります。
だからこそ、仮に依頼することがあったとしても、相手には返事をする義務も、まして変化を確認する義務も決してないことを、わかっておく必要があります。返事がネガティブでも、返事が来なくても、そこで恨みつらみを相手にぶつけることは、まさに他者をコントロールする加害そのものです。
中には、相手からの返事を待たずに何十通も連絡するケースも確認されています。弁護士を経由して連絡するように言われているのに、それを無視するケースも確認されています。「自分はプログラムを終えたから、あとはお前次第だ」とコミュニケーションを強要する人が、加害者変容をしているとは考えられません。加害者という言葉を引き受け、変わろうとすることは心理的な負担がとても大きなものです。それでも変わろうとする気持ちを認めて欲しい気持ちは自然なことです。しかし被害者にはそうする義務も責任もありません。その悲しみや痛みは、加害者同士で分かち合いましょう。そのために、GADHAがあります。
もちろん、GADHAは被害者の方に「加害者とは一切連絡を取らない方がいい」と言いたいわけではありません。たくさんのかたが「別れる前に、できることはしておきたい」と考え、実際に加害者変容をしたパートナーと良い関係を築いている人もいます。
しかし、それは決して義務付けられるものでも、責任があることでもなく、被害者の方がそうしたいと願う限りにおいて行うものであり、誰にも強制されてはいけない、まして加害者が「自分はこんなに頑張ってるのに見捨てるのか」と要求できるものではないということを、ここにはっきりとGADHAの立場を示します。
GADHAに参加するメンバーから「GADHAがこう言ってる」というような形で、被害者に何かを要求したり、加害が継続するケースがあります。少しでも違和感がある場合にはこちらのフォームよりその内容をお伝えください。GADHA内での周知徹底ならびにサイトでのアナウンスを行います(ただし、情報をいただいた直後に周知徹底すると、加害者がそれに気づき、ますます被害者を攻撃する可能性があるため、多少時間を置く可能性がございます。ご承知おきください)。
Transition Program
現在は入門編のみ開講中、実践編はトライアルを実施中。
理論編は2023年に開講予定です。

Goal & Object
プログラムのゴールと学習目標
ゴール
GADHA加害者変容プログラムは「自他共に、持続的に、ケアできる関係を、構築できる人になること」をゴールとしています。
※「パートナーとの関係を取り戻す」はプログラムのゴールにはなりません。それは異なる他者の意思決定が関わる問題だからです。プログラムでできることはあくまで自分の変容です。
学習目標
上記のゴールは達成度が分かりづらいため、学習目標は別途設定しています。それは「加害者が知りたい3つの問いに自分なりの答えを持ち、変容の道を踏み出すこと」です。
1.規範:変わるといっても、具体的に何をどう変えたらいいの?
2.変容:変わるといっても、具体的にどうしたらいいの?
3.幸福:大変な思いをしてまで、変わることの意義があるの?こちらの詳細はGADHA加害者変容理論も併せてご覧ください。
レクチャー&ホームワーク
プログラムでは上記の学習目標を達成するために、レクチャーを学んでディスカッションを、ホームワークに取り組んでケーススタディを行います。
レクチャーは以下の6つのトピックについて扱います。
1.規範:私たちは何を変える必要があるのか
2.変容:私たちはどうやって変わるのか
3.幸福:変わることでどんな良いことがあるのか
4.言動:加害/ケアの言動とはなんなのか
5.信念:加害/ケアを生み出す価値観とは何か
6.構造:私たちが加害者になった理由とこれから
ホームワークは以下の3つについて行います。
1.他者:被害者の方から見える世界を理解する
2.改善:加害を振り返り、ケアに書き換える
3.弁別:養育環境の愛情と加害を分けて理解する
Schedule
開催予定と空席
参加希望者が3名以上集まった時点で具体的に日程調整を開始します募集アナウンスはGADHA Slack内部で行っています4回3セット=全12回
本来は全12回ですが、入門・実践・理論と3つのセットに分けることで、以下のメリットがあります。
1.一度に12回分払わないので、価値がないと感じた時に止めやすい
2.4回で一旦区切るため、日程の調整がつきやすい
3.連続で受ければ半年で受講完了できる
(現在は入門編のみ実施。実践編は2022年開始予定。理論編は未定)
日程調整の柔軟性
現在は参加希望者が3名以上集まったタイミングで日程調整を行うため、固定の日程にはなっておりません。原則隔週ですが、変動があります。
毎月中旬ごろに、翌月開始分の募集アナウンスを行います。アナウンスや日程調整は全てGADHA Slack内(参加無料)で行いますので、希望者はぜひSlackにご参加ください。
完全オンラインで全国から参加可能
GADHAの活動は全てオンラインで行なっており、プログラムも同様です。それによって、居住地を問わず全国から参加者の方々がいらっしゃいます。
必要なのは無料のオンライン会議ツールZoomだけです。
Time Table
当日の流れ
1チェックイン
プログラム当日、そしてその瞬間に「頭、心、体」それぞれが感じていることの共有から開始します。
2ケーススタディ
それぞれが取り組んできたホームワークを発表し、それを題材に具体的な学びに取り組みます。
3レクチャー
事前にレクチャー動画を見てきた上で、その内容についてディスカッションして理解を深めます。
4チェックアウト
次回のホームワークを確認し、チェックインと同様に「頭、心、体」の状態を共有して終了します。
- Report実際のプログラムの内容を確認いただけますAugust 24, 2021July 31, 2021July 25, 2021July 18, 2021July 13, 2021
Feature
プログラムの特徴

特徴1.能動的な学び
このプログラムは、ホームワーク、ケーススタディ、レクチャーを組み合わせ、「単に座っていれば時間が過ぎる」ようなものではなく、能動的な学びの場を目指しています。
もともとレクチャーは当日行っていましたが、現在は録画を事前に見てきてもらうことで、集まる時間をより濃厚な学びの場になるよう設計しています。
特にホームワークは「非常に負荷が強くしんどいが、大事な気づきが得られる」と多くの参加者から評価いただいています。

特徴2.少人数のチーム
GADHA唯一の有償プログラムのため、全員非常に強い意欲を持って参加しています。また、オンラインでのチャット(slack)グループもあるので、リアルタイムで相談やわからないことの確認なども可能になっています。
加害者変容は非常に苦しく心理的負担も大きいプロセスです。当事者会など他の活動は「継続的に同じ人間と少数で深める」活動ではないため、このプログラムの同窓生はある種の支え合い、ピアネットワークが最も形成されやすくなっていて、一種のチーム・仲間としての感覚を得られます。

特徴3.非常に高い評価
「本プログラム全体を、自分と似た加害者に対してどのくらいおすすめできますか? 」という10点満点の質問に対する回答の平均は「9.6」点です。
プログラムはアンケートによる作業同盟尺度(※)でも評価しており、ゴールの合意が「9.4」点、方法の確信が「9.4」点、信頼関係は「8.8」点でした。
※Hatcher, R. L., & Gillaspy, J. A. (2006) "Development and validation of a revised short version of the working alliance inventory"を参照
Statistics
参加者による量的評価
10点満点の回答平均、有効回答率100%、()内は標準偏差9.6点 (0.8)
自分と似た人におすすめできるか?
9.0点 (0.9)
何をどう変えたら良いかわかったか?
9.1点 (1.3)
どうすれば変われるかわかったか?
9.4点 (0.9)
変わることと幸福の関係がわかったか?
9.1点 (1.3)
新しい気づきはあったか?
9.2点(1.2)
変われるかもしれないと感じたか?
9.0点 (1.4)
本音を話せる仲間と出会えたか?
9.3点 (1.0)
加害=相手の被害を理解したか?
9.0点 (1.2)
どう償えば良いか理解したか?
9.7点 (0.6)
自分が加害する理由がわかったか?
9.5点 (0.7)
再発防止の方法がわかったか?
8.8点 (1.4)
似た知り合いに知識を伝えられるか?
9.5点 (0.04)
ゴールは明確に共有されていたか?
9.5点 (0.3)
加害者変容理論は有効と感じたか?
8.9点 (0.15)
提供者と信頼関係を持てたか?
変更点
プログラムの目的は関係改善のためではなく、ミスリーディングであると判断したため、「実際の関係に改善は見られたか?」というアンケート項目を削除しました。(2022.05.20更新)。
Voice
参加者による質的評価
実際の回答を抜粋自分と似た加害者に対しておすすめできる理由1
「情報をインプットすることは自分自身でも可能で、その場合、情報の取捨選択が必要となってくるが、加害者側に都合のよさそうな情報だけ選択をしてしまうリスクも高まります。」
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由2
「受講することで多くの気付きがある。加害をしていることの原因、背景まで含めて深く理解することが出来る。理解し気がつくことで、変容することが可能になるように思います。理論がしっかりしていることが、今後私たちがなすべき方向に揺らぎなく向かわせてくれる原動力となると思います。」
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由3
「僕の場合は加害性の認識を独自で改善しようとしていたところこれでいいのかと自問する。いままでも自分で乗り越えようとしてきたことの記憶と行動からこのままでは変わらないと感じたこと。自分の学びの方向性にズレがないのか不安になり、変わるための自分への挑戦と思いプログラムに参加しました。このプログラムは変容するための学びの方向性のズレやいままでの加害との向き合い自分の被害を受けたというたくさんの気づきがありました。このままでいいのかと悩んでいる方々にはオススメできると言えます。」
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由4
「自分が加害者である事の自覚と幸せの定義〜相手の気持ちを理解し相手の信念を受容する〜情動調律の練習〜自分の加害信念の形成過程を順序良く、また、えいなかさんや仲間から的確なアドバイスを貰いながら学べた。」
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由5
「手を動かす課題は、こういったプログラムに参加して半強制的なムードがないとなかなかできない。課題を通して自分の頭で深く考えることで、いろいろな気づきがあるように思う。」
自分と似た加害者に対しておすすめできる理由6
「知識の獲得を通して変われるという手応えを得られたから。GADHAに出会う前には「DV加害者は更生できない」という主旨のネット記事を多く目にし、「自分の性格的な問題であれば変えられないのではないか」という不安もありました。誤った情報に流されて、安易に離婚を選択しなかったというだけでも私はプログラムに参加して良かったと思います。」
プログラム終了後の感想1
「初級プログラムありがとうございました。えいなかさん含め他の参加者の方との交流がとても刺激になり、勇気をもらえました。毎週のホームワークはしんどいし、常にプログラムの内容がチラつく感じで嫌でしたが、これを習慣化していくことの重要性を第4回に学んだ気がします。」えいなかさんが迷いなく「変われる」と言い切ってくれることはとても力になります。このメンバーで参加でき、とてもよかったです。中級も引き続き、よろしくお願いします。
プログラム終了後の感想2
「えいなかさん、本当にありがとうございました。これまでの私の人生を大きく変える出会いに感謝しています。そして、この出会いを紹介してくれた妻に本当に感謝します。」
プログラム終了後の感想3
「4回のプログラムが本当に内容が濃く、どのようにして変容を遂げていく過程を順序よくレクチャーしていただき時に弱音、そして気づかせてくれる言葉がけ、分析する力に驚愕しました。実践編のプラグラムもとても楽しみです。」
プログラム終了後の感想4
「えいなかさんはいくつものプログラムを抱えていらっしゃると思いますが、それでもいつも非常に高い熱量で私たちの変容のために知恵を提供していただけていると感じました。同じ内容でも、えいなかさんのように参加者の話に真摯に耳を傾け、焦点を定め、必要な情報を提供できる方でなければ、ここまで参加者のモチベーションも維持できなかったと思います。改めて御礼申し上げます。」
プログラム終了後の感想5
「4回のプログラムが本当に内容が濃く、どのようにして変容を遂げていく過程を順序よくレクチャーしていただき、時に弱音、そして気づかせてくれる言葉がけ、分析する力に驚愕しました。実践編のプラグラムもとても楽しみです。」
FAQ
よくある質問と回答
参加するのにいくら掛かりますか?
6万円(税別)となります。支払いは、初回参加後、2回目の出席までの間に銀行振込にてお願いしております。
修了するのにどのくらいの期間が掛かりますか?
原則として隔週開催、全4回となっているため、2ヶ月を想定していただけたらと思います。具体的な日程は、参加希望者が3名以上集まったタイミングで決定するため、多少の変動があります。
どんな人が参加していますか?
参加者の属性は実に様々です。
- 年齢:20代から50代
- 状況:離婚済み、別居中、家庭内別居、小康状態
- 子供:いらっしゃる方もいれば、いらっしゃらない方も
一方で、共通点は非常に明確です。
- 何が加害なのかわからない、普通に接しているだけ
- 変わりたいけれどどうすればいいかわからない
- 自分は論理的(口が達者、口喧嘩が強い)で、パートナーはそうではないと感じている
- マナーや「べき論」に厳しく、理屈で詰めてしまう
- これがラストチャンス、変われないなら別れるとも言われている
- 身近な人にほど甘えが出てしまう
- 所有意識、特権意識、女性蔑視があり、パートナーを下に見ている
これらは全て代表である私にも共通していることであり、おそらくはDV・モラハラ加害者に共通した人間性である可能性があります。
しかし、そのような人間であっても、加害性を自覚し、愛する人と良い関係を作りたいと心から思い、反省し、学び、変わることができれば「くつろげる関係」を作ることは可能だと信じています。
受講者にカウンセリングや心理療法的なケアは行われるのでしょうか?
GADHAとしては行っておりません、GADHAの加害者変容理論のバックボーンは哲学であり、通常の加害者向けプログラムと異なり、臨床心理学をその基礎としていないからです。代表も関連する心理職の専門資格はありません。ただし、公的に連携している医療機関はありませんが、トラウマケアなどに関してはその情報の提供を行っています。
Warning
注意事項
プログラムの参加は、ポジティブな影響を及ぼすとは限りません。
自分の加害性と向き合い、それを認め、変容するには多大なストレスがかかります。
そのため「おれは大変な思いでプログラムに参加しているんだ、感謝しろ」「自分が頑張っていることをわかって欲しい、なんでわかってくれないんだ」と被害者を攻撃したり、プログラムが近くなるとイライラして加害行動を起こしてしまうといったケースがあり得ます。
プログラムに参加するのはあくまで加害行動を減らすこと、自他共に持続可能な形でケアができる関係を作ることが目的であり、逆効果になるリスクを感じた場合は一度中断することをお勧めします。
また、そのような判断が可能なように、参加費用の支払いは初回プログラム完了後、2回目参加までとなっています。
GADHA以外にもたくさんあります。相性の良いプログラムを探してみましょう。
GADHAの他にも、加害者向けのさまざまなプログラムが存在しています。ぜひ他の組織・プログラムも見てみてください。日本で長く活動されている組織・活動をいくつか紹介します。
他にもさまざまありますので「DV プログラム」などで検索してみてください。
GADHAは心理学ではなく哲学をベースにしている点、代表も当事者である点、治療関係でないからこその活発なオンラインコミュニティなどが特徴です。
Learning Journey
GADHAの学び方
1加害者と指摘されたすべての人に読んでほしいページをまずは読んでみてください。
3より深く学ぶために無料のオンラインコミュニティやイベントに参加しましょう。
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