7月31日/8月1日「手紙を書く読書会」オンライン開催

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概要

「変わりたい」と願う悪意のない加害者が変容することを目指して、GADHAは「手紙を書く読書会」を開催(参加無料)します。

手紙は被害者の方向けに書くものですが、実際に渡すかどうかは本人の自由です。手紙は匿名処理をした上でGADHAのサイトに掲載予定です。

07/31 13:00-15:00

オンラインにて「変わることの難しさ、その方法」について

08/01 16:00-18:00

オンラインにて「相手を尊重したコミュニケーション」について

内容

  • 簡単な自己紹介、チェックイン
  • 全員が手紙を読み上げる
  • 感情、感想をシェアする
  • 希望者のみ残り、見学者の感想を聞く

参加条件

本イベントは以下の条件のどれかに当てはまる方のみ参加可能です。

  1. DV、モラハラなどパートナーへの加害者である自覚を持ち、変わりたい加害者
  2. 様々な理由で見学を希望する方(終了後、任意で感想のシェアの時間を設けます)

1による参加者は必ず課題図書を読み、前日までに手紙を提出いただきます。詳細についてはコミュニティ参加後にお伝えいたします。

こちらから参加希望の旨をお伝えいただけましたら、当事者会オンラインコミュニティへの招待を行います。コミュニティに参加いただいたのち、Zoomリンクをお送りいたします。

コミュニティに参加を希望しない方や加害を受けている方は、その旨を連絡時にお教えください。

開催背景と趣旨

GADHAは、DV・モラハラ加害者が変容するために必要な知識(※)やネットワークが、様々なテーマや場所に散在しているため、自力でアクセスしたり、学んだりすることが難しいと考えています。

(※)発達障害・愛着障害・パーソナリティ障害・アサーション・対話理論・成人発達理論・フェミニズム/ジェンダースタディーズ、加害者臨床など多数

そのために、ハードル低く気軽に参加できる1から始まり、加害者としての自覚を持ち主体的に学び変わりたい方にはより能動的な学びが可能となるよう参加をデザインしています。

  1. 当事者会による同じ加害者との関係的な学び(動機付け)
  2. 記事や読書など受動的な学び(知識収集)
  3. プログラムや読書会などの協調的な学び(知識理解)
  4. トラブル由来のケーススタディによる実践的な学び(知識実践)
  5. コンテンツ/尺度/パターンランゲージ制作などによる能動的な学び(知識生成)
  6. 次の世代に共有する教育的な学び(知識共有)

本読書会は、1-3に相当する内容になることを意図しています。詳しい活動方針はこちらよりご覧ください。

終わりに

G.A.D.H.A(Gathering Against Doing Harm Again:ガドハ)は、大切にしたいはずのパートナーや仲間を傷つけたり、苦しめたりしてしまう「悪意のない加害者」が、人との関わりを学習するためのコミュニティサービスです。

当事者コミュニティとイベントの運営加害者変容理論の発信トレーニングなどを行い、大切な人のために変わりたいと願う「悪意のない加害者」に変容のきっかけを提供し、ケアのある社会の実現を目的としています。

当事者コミュニティやトレーニングに関するお問い合わせ、イベント参加申し込みはこちらから。

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