• GADHA 利用ガイド

    Community Policy : Guide

  • GADHA 利用ガイド

    前提

    これは、利用規約とあわせて読むものです。利用規約とこの利用ガイドを、あわせて「コミュニティポリシー」と呼びます。中身の多くは、2025年6月に始まり10月にまとまった話し合いの結論を整理したものです。「改めて問い直す」というより、「一緒に考えてきたことを、今後はこの形でいく」という確認として共有します。

    ルール|日々の約束

    • DMは原則禁止:参加者同士の無断の一対一のやりとりは、トラブルを防ぐためにご遠慮ください。運営からの公式な連絡(イベントの案内など)は例外で、受け取っても返信は不要です。返信しなくても、不利益はありません。
    • 重複投稿は禁止:同じ内容を複数のチャネルに、あるいは同じチャネルに繰り返し投稿することはご遠慮ください。場の心理的安全性を保つためです。
    • 回答期限を一方的に設けない:「いつまでに返事を」という要求は、運営を含め、お互いにしないようにします。運営は、寄せられた声にいつ頃返答する予定かを、可能な範囲でお伝えします(プログラムの参加可否やアンケートなど、実務上の連絡は除きます)。

    メタルール|考え方と、進め方

    わたしたちが大切にしていること

    ニーズとケアの依頼:GADHAでは、加害の本質を「失敗したケアの依頼」だと考えています。自分のニーズに気づき、それを自分でケアしたり、人にケアを依頼したりできるようになることが、加害をやめていく道だと考えています。だから、批判や違和感も、できるだけ「自分のニーズ」と「こうしてほしいという依頼」の形で伝え合うことをお願いしています。

    包摂:トラブルがあっても、できるだけ排除ではなく、共に学び変わっていく関係を目指します。

    持続可能性:運営も参加者も、無理なく続けられることを大切にします。誰かが疲れ果てて倒れる形では、長く学び合えないからです。

    意見・提案と、その受け止め方

    GADHAは、批判を禁じる場ではありません。一方で、ここは高密度な対話が日々行われる場なので、すべての提起を同じように扱うことは現実には難しい。だからこそ、伝え方を大切にしています。

    即時の対応を求める、通報を前提に圧力をかける、強い言葉で一方的に糾弾する。そうした形の提起については、対話の対象としないことがあります。その場合も、ただ無視するのではなく、なぜその形が難しいのか、どうすれば一緒に考えられる形になるのかを、言葉でお伝えするよう努めます。

    運営の方針に関わる提起については、特に次のような声を、運営として重く受け止めます。GADHAでの加害者変容に実際に取り組んでいる方の声、当事者会やプログラムの運営に関わっている方の声、批判の背景にあるニーズを自覚してケアの依頼の形で伝えてくださる声、そして、そうした声に他の参加者からの共感が一定数寄せられているもの。これは、声に序列をつけるためではなく、変容の実践という共通の土台の上で話したいからです。

    同じ理由から、参加してまもない段階での提起よりも、加害報告などの実践を重ね、この場の文化にふれたうえでの提起を、より大切にします。ここは何かを評論する場ではなく、それぞれが自分の加害と向き合う実践の場だからです。

    議論と改定の進め方

    コミュニティの仕組みを変えるときは、急がず、透明に、みんなで考えられるように進めます。だいたい次のような流れです(状況によって柔軟に。すぐに対応すべきことは運営の判断で動くこともあります)。

    1. ニーズの共有:誰かが「こうしてほしい」という声(ニーズとケアの依頼)を上げる。#00_コミュニティポリシー か、意見箱フォームから。
    2. 受け止めの判断:その提起にコミュニティとして応答するかを判断する(前の「意見・提案と、その受け止め方」を参照)。
    3. 一次意見の収集:広くみんなから意見を募る。
    4. 一次整理:運営が論点を整理して共有する。
    5. 二次意見の収集:その整理に対して、もう一度みんなが意見を出す。
    6. 最終の共有:それらを踏まえて、コミュニティとしての判断を共有する。

    時間の目安としては、まず落ち着いて考える時間を1か月ほど、話し合いに2か月ほど、そして二度目の意思決定でいったん固める、というくらいのペース感です。意見を出す機会は各段階で設けますが、同じ段階で何度も、という形にはしません。

    正直にお伝えすると、こうした話し合いには、みなさんにとっても運営にとっても、それなりの時間と心の負担がかかります。だからこそ、急がず、ていねいに進めたいのです。ひとつのことを決めるのに、どれくらいのエネルギーをかけてきたかが、既存の話し合いの記録(サイトには非公開、slack内部でのみアクセス可能)から、きっと伝わると思います。

    進めるときの約束

    1. 72時間ルール:同じ話題への同じ方からの続けての書き込みは、72時間以上空けてください。熱くなりすぎず、セルフケアしながら関わるためです。意見を述べる機会は各段階であるので、ご安心ください。
    2. 提起の間隔:一度しっかり話し合ったことと同じ提起をくり返すことは、原則として対応の対象としません。また、別の新しい提起をされる場合も、みんなと運営の負担に配慮して、前回から3か月以上は空けてください。
    3. 集約:仕組みに関する議論は #00_コミュニティポリシー に集めます。
    4. 匿名の意思表示:匿名フォーム(意見箱)での意見は受け付けます。一方で、匿名のまま終わりのない批判の応酬が続くような仕組みは設けません。

    決めること・決め方

    利用規約とこの利用ガイドの最終的な決定は、運営法人である株式会社変容資源研究所が行います。決める前には、十分に考えられる資料と時間、そして話し合いの場を用意します。大きな改定のときは、必要に応じて、参加者に改めて同意を確認します。

    退出に至るまで

    包摂を基本にします。もし退出をお願いする場合も、ただ要求するのではなく、対話的なやりとりを心がけ、他の学びの場も必ず紹介します。誰かがGADHAを離れるときも、学びを続けられる道だけは閉ざさないようにしたいからです。

    変更履歴

    2026-07-05 v1.0 発効

    2025年6月に始まり10月にまとまった話し合いを土台に、一次意見募集・中間とりまとめ・二次意見募集(追加意見なし)を経て確定。このガイドは、以後この形で運用します。改定は「議論と改定の進め方」のプロセスに沿って行います。

    旧版(2022-01-16〜2026-07-04)

    これ以前は、A〜Fの簡易版コミュニティポリシーを運用していました(2022年1月に必読ルールを「コミュニティポリシー」へ改称・簡素化。原則の共有開始は2021年4月)。今回それを正式な「利用規約」と「利用ガイド」に整備し直し、v1.0として発効しました。

  • Learning Journey

    GADHAの学び方

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