人との境界を健全に設けるためには、どのような心がけが必要でしょうか?

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はじめに

本記事は、「変わりたい」と願う加害者の集まるGADHAのslackで交わされた3万通もののメッセージや、プログラム参加者によるGADHA理論への質問と回答をベースに作られた「よくある質問と回答」になります。

 

よくある質問

人と深い付き合いをするのが苦手な一方で、一度仲良くなると過度にプライベートのことまで話してしまい、依存する傾向にあります。人との境界を健全に設けるためには、どのような心がけが必要でしょうか?

 

回答

大前提として、「人は人、自分は自分」という感覚を持つことは有用です。どこまでいっても人は完全には理解し合えないことを受け入れると、適切な境界が引けるようになってきます。逆に言えば、自分も誰かの全てを受け入れることはできません。それは妄想であり、加害にも被害にも繋がります。私たちは誰も1人では生きていけないのに、誰かを支えきることも、救うこともできないのです。「どこかにそんな関係があるはずだ」ということを手放した時、実は逆に幸せに近づけるものなのです。

実用的な解決方法としては、いくつかのコミュニティの中で、人との繋がりをある程度持っておくことが挙げられます。異なる役割(父親、上司、スポーツ仲間など)を演じることによって特定の環境や役割に依存せず、自分の立ち位置をつかむきっかけになります。

また、弱音を吐いても良い関係と、そうしない方が良い関係を決めておくことも重要です。そうでなければ家庭の問題を職場に持ち込んでしまったり、自分の全てを知ってもらえると勘違いしてしまうからです。「できる範囲でケアしあえる関係」を目指すGADHA slackなどを活用して、弱音を吐いたり、加害報告を通して自分の行動を省みて、加害者変容に繋げていきましょう。

 

おわりに

本記事は、あくまで「形式的な」知識です。実際に使ってみて、間違っていたら学び直すためには、GADHAのコミュニティ(無料)やイベント(無料)、プログラム(有料)に参加することを推奨します。ぜひこちらの「GADHAの活動」ページをご覧ください。「よくある質問と回答」コンテンツは一部の公開のみを行っていますが、マンスリーサポーター(MS)の方は全てにアクセスすることが可能です。また、MSの方が増えるほど、無償で公開する範囲を増やすことができます。コンテンツに関心のある方や、GADHAを応援してくださる方は、ぜひMS制度の詳細をご覧ください。

 

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